年が明けてしばらく経ちました。
新年一発目のドット絵です。
今回はDMM GAMESの公式キャラクター「多田野きつね」を描きました。
キャンペーンにも登場する彼女。
DMMのゲームをプレイしている方ならきっと目にしたことがあるでしょう。
そういえば冬のフェスも明日の昼に終わりますね。
タイミング的にちょうどよかったかな?
ぜひ見ていってください。
DMM GAMES FESTIVALにも登場する公式キャラクター「多田野きつね」
![『冬のDMM GAMES FESTIVAL(2023)』](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune_2bai.gif)
タイトル:『冬のDMM GAMES FESTIVAL(2023)』
制作時間:19.9時間
「多田野きつね」はDMM GAMESの公式キャラクター。
プロフィールによると広報担当とのこと。
X(旧Twitter)で情報発信をしています。
私はDMM公式アカウントをほとんど参照しませんので、多田野きつねとの遭遇率も低くなりがちです。
しかし定期開催されるDMM GAMES FESTIVALで目にするため、なんだかんだでなじみのある存在になりました。
キャンペーンに出張させてくるあたり、DMM GAMESとしてもちゃんと推していると分かりますね。
DMM GAMES FESTIVAL
![DMM GAMES FESTIVALのロゴのドット絵](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W01-Titlelogo-min.png)
DMM GAMES FESTIVALはDMM GAMESが定期的に開催するキャンペーンです。
期間は一カ月くらい。
年末年始やGWなどイベント時期によくかぶせられます。
参加は無料、協賛タイトルのゲーム内アイテムをもらえるので乗らない手はなし。
DMMポイントも入手できることから、無課金プレイヤーにとって課金石を入手できるチャンスというのも重要ポイントです。
最近のゲームは課金石限定のお得なガチャが用意されているケースが多いですからね。
ルーレット
![ルーレットのドット絵](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W01-Roulette-min.png)
フェスのメインコンテンツその1。
ルーレットの結果によってDMMポイントが当たります。
総額は3750万円、毎日最大で1万ポイントのチャンス!
パチンコみたいな演出で射幸心もあおられまくりだ!
今季フェスにて、なんと2等(500DMMポイント)が当たりました!
2等以上って実在したのか……!
そして3等以下が全く当たらなくなったんですがこれは偶然だな!
スタンプカード
![スタンプカードのドット絵](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W01-Stamp-min.png)
フェスのメインコンテンツその2。
1日1回ゲームをプレイしてスタンプを獲得。
DMMポイントやルーレットコインをもらえます。
ゲームをプレイしていればログボ勢であっても手堅く300ポイントほどゲット。
しばらく前からポイントが即時付与に変更され、分かりやすくなりました。
SNSでシェア
![シェアボタンのドット絵(アニメーション)](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W01-Share.gif)
ルーレット結果や協賛ゲームをSNSでシェアすると現金がもらえる!
当選は極少数なので宝くじ感覚でやっておきましょう。
SNSに作品以外の要素を増やしたくない私とは無縁のキャンペーン。
ポイントバック
![ポイントバックのドット絵](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W01-PointBack-min.png)
課金する人にとってはたぶん一番うれしいキャンペーン。
消費したDMMポイントが20人に1人、10パーセントバックされます。
現実的な当選確率なのがいいですね。
ドット絵の説明
![『冬のDMM GAMES FESTIVAL(2023)』静止画](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W02-TadanoKitsune-min.png)
この作品はDMM GAMSE公式キャラクター「多田野きつね」のプリズムシール風キャラクタードット絵です。
多田野きつねは私にとってキャンペーン中に出会えるキャラクターという印象が強かったので、DMM GAMES FESTIVAL要素を加えています。
制作のきっかけはフェスのルーレットで2等が当たったこと。
時期もちょうどいいですしね。
多田野きつねはテンション高めのものを
![多田野きつねのドット絵(アニメーション)](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W02-TadanoKitsune.gif)
ポイントバックキャンペーンにいるテンションが高い多田野きつねをメインに採用。
プリズムとあおり文句による派手な全体像に合わせて、キャラクターもお祭り気分なビジュアルを優先しました。
それにしてもデフォルメされた多田野きつねはどれもかわいいですね。
正座も捨てがたかったです。
各種アイコンでキャンペーンを表現
![各種キャンペーンのドット絵(アニメーション)](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W03-Icon.gif)
DMM GAMES FESTIVALにおける各種キャンペーンをロゴや文字で表現。
背景から浮かび上がるようにしました。
完成してみると、多田野きつねが怪しい広告を引っ提げているようで笑う。
表面の反射光でシール感を強調
![反射光のドット絵(アニメーション)](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-W04-ReflectedLight.gif)
シール感を出すために表面が光る演出を加えています。
研究中のプリズム表現の最新作。
ここの光らせ方で印象が全然変わってきそう。
[制作記事]グレースケールを使って色数を抑える
多田野きつねのドット絵で使用した2つの演出
- 浮きあがるアイコン・文字
- 表面の反射光
は、どちらも色を変えた別画像を用意して実現しています。
この手法は頻繁に使っている一方で、色数の増加が悩みの種でした。
今回はその問題にささやかな改善を試みましたのでご紹介します。
色を変化させるアニメーションの制作手順
冒頭に挙げた2演出の作り方はとても単純。
- ベースとなるドット絵を作画。
- 色を変更した差分を作成。
- 必要に応じて加工。
の流れです。
アイコンならば元ドット絵(左上)の彩度を下げて画像を量産。
![彩度を下げたアイコンのドット絵](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T01-Icon-min.png)
表面の反射光ならば元画像(左)から明度を上げた画像(中央)を作り、加工してアニメーション用のコマ(右)を作ります。
![反射光制作の流れを示した画像](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T01-RfLight-min.png)
目視からの手作業で色を作れたら職人みたいで格好良かったんですけれど、残念ながらツール機能に頼りました。
最後に微調整したくらいです。
カラー違いの画像で発生する色数問題
ドット絵アニメーションに用いるgif形式では色数を256色以内に抑える必要があります。
先ほどのように色替え画像を作る場合、当然ですがドット絵の色数は増加。
単純計算で元画像の倍になってしまいますよね。
![色替え画像を示した画像](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T02-ColorChange-min.png)
![色数の増加を示した画像](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T02-Palette3-min.png)
特に反射光のような画像全体の色替えによる増加は顕著です。
元画像の色数によっては256色をオーバーしてしまい、想定していた演出を使えないという状況になりかねません。
やはり使用色は吟味していきたいところです。
グレースケールで色数を圧縮する
色数を節約する手段としてグレースケールを使ってみました。
適用対象はアイコン。
アイコン色の3段階目をグレーの濃淡だけで作画しています。
![グレースケールで作画したアイコン](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T03-Grayscale-min.png)
アイコンは次第に彩度を落としていくことで背景に溶け込んでいくアニメーション。
3段階目にもなれば彩度を捨ててしまっても視覚的に問題ないという判断です。
こうすれば6つのアイコン全てを同一色で作画でき、通常の色違いを作るよりも色数を節約できます。
結果、色違いアイコン3段階目の色数を4色にまで抑えられました。
![グレースケール分のカラーパレット](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune-T03-Palette-min.png)
今回はアイコンの作画において色数の削減を試みましたが、反射光においても可能かと思います。
反射光は元ドット絵の明度を上げた画像ですから、元から明度が高かった色(白に近い色)は見た目ほぼ同一になっている可能性が高いです。
区別がつかないほど似た色を統合すれば、かなりの圧縮を見込めるでしょう。
カラーパレットに余裕がないときはぜひお試しください。
それでは今回はここまで。
次の記事でお会いしましょう。
![『冬のDMM GAMES FESTIVAL(2023)』等倍](https://toristar.com/wp-content/uploads/2024/01/TadanoKitsune.gif)