私はホラーが好きです。
8月をホラージャンルで固める方針にしたのは、そんな嗜好も影響しているのでしょう。
夏の風物詩として皆さんと一緒に楽しめればと思っていますが、今年は作品数が少なめになってしまい申し訳ありませんでした。
8月もついに終わりということで、本記事では2021年および2022年に制作したホラードット絵をまとめます。
知らないホラー作品の発掘にも役立てば幸いです。
2021年
2021年はホラーというテーマに関してまだ試行錯誤の段階。
「ホラーと解釈できなくもない」という感じのネタも盛り込んでいます。
要するにホラーと結び付けられれば、なんでも企画に載せていました。
花子さん
「花子さん」はテレビドラマ『学校の怪談 物の怪スペシャル』に収録された短編ホラー。
ある目的のために花子さんを呼び出した主人公らが、意に反して花子さんに襲われる話です。
学校の怪談シリーズは怖い話がたくさん収録されていることで有名で、花子さんは間違いなくトラウマ製造機でした。
ドット絵はトイレの個室から花子さんが出現するシーン。
最後のタイトルバックのおかげでTwitter仕様に気付けた作品でもあります。
暗黙の了解
「暗黙の了解」はホラー漫画『不安の種』に収録されたエピソードのひとつ。
「赤ちゃんを抱かせてくれ」と助産師さんにまとわりつく怪異が出現します。
ドット絵では某ホラーゲーム風の視点に。
怪異自体の名称が明らかにされていないためエピソード名を作品タイトルに用いました。
『不安の種』は個性的な怪異がたくさん登場する、おすすめ漫画です。
クロノス・M
「クロノス・M」はパニックホラー漫画『魔法少女・オブ・ジ・エンド』に登場する魔法少女のひとり。
他の魔法少女たちが殺傷に特化した魔法を使うのに対し、クロノス・Mは対象を過去にタイムスリップさせる能力を持ちます。
ホラーに分類できる漫画なので企画に乗せましたが、ドット絵自体にホラー成分はありません。
通常のキャラクタードット絵になっています。
肉裂き怪物
「肉裂き怪物」はトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のクリーチャーカード。
マジック:ザ・ギャザリングにはクリーチャー・タイプと呼ばれる、いわゆる種族のような概念があります。
肉裂き怪物には「ホラー」のクリーチャー・タイプが割り振られているので、言葉つながりでホラー分類に。
振り返ると単にマジック:ザ・ギャザリングのドット絵であり、企画を無視した感が強かったと反省しています。
2022年
2022年からはホラーファンが見ることを意識して、純粋なホラー作品に題材を絞りました。
また、原作を知らない人が見てもそれがホラーだとわかるよう、幽霊や怪物、超常現象などを視覚的に確認できるドット絵にしています。
今後はこの方針を守りつつ、作品数を十分に確保できるなら(ジョークとして)こじつけホラーを織り交ぜたい所存です。
ゲルニカさん
「ゲルニカさん」は『死太郎くん』に登場する怪人。
ゲルニカさんからの手紙を無視すると体のパーツがメチャメチャになってしまいます。
死太郎くん作者の描くホラー漫画が好きだったので、マンガ図書館Zに保管されているのを見つけたことで気持ちが再燃し、ドット絵に。
ゲルニカさん自体はギャグエピソードということもあり、ホラーが苦手な方でも読みやすいかと。
気軽にお試しください。
おさすりさん
「おさすりさん」はオムニバスホラー漫画『僕が死ぬだけの百物語』のエピソード「暗い村」に登場する巨大なガの化け物。
光に反応する習性を持ち、集団で移動して経路にいる人を襲います。
ドット絵はおさすりさんが室内に侵入しようとするシーン。
『僕が死ぬだけの百物語』はサンデーうぇぶりで連載中なので、ぜひ読んでみてください。
今、一番注目しているホラー漫画です。
救いのない結末が多いことだけ注意。
恐怖心理学入門
「恐怖心理学入門」は昨年もドット絵にした『学校の怪談』シリーズに収録された短編ホラー。
非常に怖いエピソードと知られながら、○いしゅき○ールドのせいで近年はネタ扱いされている一面も。
古い作品につきネタバレを気にする人は少ないと割り切って、オチの部分をドット絵にしました。
それで見どころがなくなるような浅い作品じゃないので大丈夫……のはず。
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こわいw