今回は少年誌に掲載されていた漫画をテーマにしたドット絵のまとめ記事です。
こうして並べてみると、世代がばれそうな古いタイトルに偏っていますね。
漫画自体を読んだことはないが名前は知っている、という方も増えているかもしれません。
私は漫画を比較的読む側の人間だったのですが、最近は雑誌を手に取ることが少なくなってきました。
週刊誌で最新話を追わなくなったので流行に乗り遅れているという表現が正しいでしょうか。
……と言ってみましたが、名作は時代を超えて光り輝くもの。
ドット絵を見て興味を持った方は昔の作品と敬遠せず、原作漫画をぜひ読んでみてください。
少年誌に掲載されていた作品でも、ホラーやゲームといった別カテゴリでまとめたものは省いています。
からくりサーカス
『からくりサーカス』は週刊少年サンデーで連載されていた、藤田和日郎(ふじた かずひろ)さんの漫画作品。
人類と、人類にあだなす自動人形の戦いを描いた物語です。
人類は糸で操る人形「懸糸傀儡(マリオネット)」を武器にして戦うのが本作の特徴。
話が広大でついていくのが大変ですが、人形の造形と派手な戦闘シーンを見ているだけで存分に楽しめる作品となっています。
バス・ナッシュ
「バス・ナッシュ」は部隊「ビッグバンド」を率いる自動人形。
コントラバスに頭と腕を取り付けたような見た目をしています。
楽器モチーフだったためTwitterハッシュタグ企画「秋の音楽祭」にねじ込んだ思い出のドット絵。
スカスパーとゲーラン
「スカスパー」と「ゲーラン」は人類の疫病研究所を襲った自動人形の一員。
横に引き伸ばした大きな顔のスカスパー(左)、板状の頭部を持つゲーラン(右)という、独特な見た目のコンビです。
お気に入りデザインの人形で、からくりサーカスのドット絵で最初に思い付いたのは実はこの二人でした。
ローリングアームズ
「ローリングアームズ」は人間が操る懸糸傀儡。
自動人形が登場していない物語序盤、人形使い同士の抗争で戦線に投入されましたが、トラップにかかって操縦者の中田もろとも退場しました。
中田の暗殺仕事の日常をイメージしたドット絵に。
キン肉マン
『キン肉マン』は週刊少年ジャンプに連載されていた、ゆでたまごさんの漫画作品。
人間より強靭な存在である正義超人たちが、悪の超人と戦っていくプロレス系格闘漫画です。
昔の漫画というイメージを持たれがちですが、週プレNEWSにて現在も新シリーズが連載中。
過去一番の強大な敵たちと交戦中です。
ウールマン
「ウールマン」はキン肉星王位争奪編のソルジャーチームに所属していた残虐超人。
試合前に襲撃されて死亡したため、回想の中の数コマしか描かれませんでした。
チーム自体のかませっぷりからも有名になり、かえってよく知られたキャラクターになっています。
キン肉マンの同人ゲーム「マッスルファイト」向けに描いたドット絵を流用した作品。
ブラック軍団
キン肉マンは人気漫画ですからアニメ化、さらにはアニメ映画化もしました。
そうなると登場するのがアニメオリジナル超人です。
「ブラック軍団」は映画『キン肉マン 大暴れ!正義超人』のラスボス「ブラック・エンペラー」配下の超人たち。
子供の頃は何だこいつらと思っていましたが、大人になってデザインの味に気が付きました。
映画中の演出を再現したドット絵に。
マックス・ラジアル
「マックス・ラジアル」は完璧超人のエリート集団「完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)」に所属する大柄の超人。
新シリーズ開幕の興奮冷めやらない一戦目でテリーマンと対戦し、敗北しました。
キン肉マンにおいてはマイナー超人ばかり描いていたので、有名どころのトップバッターとしてドット絵化。
マックス・ラジアルのような巨漢超人は好きです。
ジョン・ドウズ(グリムリパー&ターボメン)
「ジョン・ドウズ」は完璧超人のエリート集団「完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)」に所属する「グリムリパー」「ターボメン」のタッグチーム。
グリムリパーは正体が大物、ターボメンは悪魔超人との初戦を勝利した実力者なのでかなりの強豪チームです。
ファンから若干ネタ扱いされている「イグニシォンドレス」への移行シーンをドット絵にしました。
北斗の拳
『北斗の拳』は週刊少年ジャンプに連載されていた、武論尊さん(原作)、原哲夫さん(作画)の漫画作品。
核戦争後の荒廃した世界を、北斗神拳の使い手ケンシロウが悪党を成敗しながら旅するストーリー。
悪党の断末魔や世紀末の世界観がインターネットミームに影響を与えているタイトルでもあります。
皆さんも知らずに使っているかもしれませんよ。
アミバ
「アミバ」は劇中にしばしば登場する、戦闘能力高めの悪党のひとり。
ケンシロウの兄になりすまして悪事を働いていました。
正体がばれるまでの圧倒的強さと看破された後の弱体化っぷりはもはやギャグであり、その流れからの断末魔「うわらば」はあまりにも有名です。
ネット上で見つけたネタ画像を参考にドット絵を制作しました。