今回は四半期に一度のまとめ記事です。
2023年の1月から3月にかけて制作したドット絵を一挙掲載します。
個別記事へのリンクも載せておきますので興味がありましたらぜひご覧ください。
制作数が多いタイトルから順番に並べています。
同制作数タイトルの掲載順は以下の通りです。
英数字 → ひらがな・カタカナ → 漢字
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)[2作品]
『マジック:ザ・ギャザリング』はアメリカの企業ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが製造・販売しているトレーディングカードゲーム。
世界初のトレーディングカードゲームとして有名です。
バックストーリーではMTG世界のヴィラン・新ファイレクシアが多元宇宙に侵攻を開始。
4月21日に発売される最新セット『機械兵団の進軍』にて最終決戦が行われるとのこと。
物語の節目がカードパワーに影響してくるか注目ですね。
機械の母、エリシュ・ノーン
「エリシュ・ノーン」は新ファイレクシア次元の支配者階級・法務官のひとり。
現在進行中の長編ストーリーにおけるラスボスの位置づけになっています。
そんなエリシュ・ノーンがクリーチャーカードとして収録された姿が「機械の母、エリシュ・ノーン」。
直近のセットで最もフィーチャーされたキャラクターで、実に15種類のバージョン違いカードが登場しました。
私が最も好きなキャラクターということもあって制作したドット絵です。
荒廃を招くもの
「荒廃を招くもの」は2015年に発売されたセット『戦乱のゼンディカー』に収録されているクリーチャーカード。
戦乱のゼンディカーは次元を食い物にするエルドラージにプレインズウォーカーたちが対抗するお話でした。
雑兵の小型エルドラージを生み出していた中型種が荒廃を招くものです。
過去にカードイラストのドット絵を制作済みだったことから、今回は花札風の作品にしています。
BLACKSOULS[1作品]
『BLACKSOULS-黒の童話と五魔姫-』はサークル「イニミニマニモ?」さんが製作した同人ゲーム。
ジャンルはダークメルヘンファンタジーRPG。
何者かの手によって残酷に改変されたグリム童話の世界を冒険します。
タイトルから想像できるようにダークソウルシリーズをオマージュしており、フィールドはオープンワールド風。
自由度の高い攻略が可能となっています。
トゥルーエンディングの展開は色々な意味で衝撃的なので、初見の方は事前情報なしでプレイしてみてください。
黒の裁判長バフォメット
「黒の裁判長バフォメット」は世界秩序を維持するために罪人を追跡・殺害する機関「黒の裁判」の長。
有名な悪魔の名前を称していますが実は成り代わりで、正体は作中1、2位を争うキチ○イです。
分岐によってはラスボスとして戦うことも。
BLACKSOULSのドット絵はずっと描こうと画策していて、2番目に好きなキャラクターであるバフォメットを最初の題材に選びました。
1番好きなキャラクターも描く予定です。
お楽しみに!
Lobotomy Corporation[1作品]
『Lobotomy Corporation』は韓国のゲームスタジオProject Moonが開発した怪物管理シミュレーションゲーム。
怪物や怪奇現象、分類しがたいよく分からないものまでを総称した「アブノーマリティ」と呼ばれる存在からエネルギーを集めることを目的としています。
プレイヤーはロボトミー社施設の管理者となり職員に指示を出す役目。
判断を誤るとアブノーマリティが脱走し、職員の死や施設の破綻につながります。
ゲーム性はもちろん、実は外界の設定まで世界観がきちんと作り込まれている点も魅力的なタイトルです。
古いゲームにつきSteamのセールでしょっちゅうワンコイン以下になっているので、コストパフォーマンスも最高ですよ。
ポーキュバス
「ポーキュバス」は蛇のような長い胴体を持つ植物タイプのアブノーマリティ。
モデルは麻薬の原料のケシと言われています。
尾の球体からは快感を引き起こす物質を分泌しており、過剰摂取した職員は頭が破裂して死に至ります。
殺害方法が特徴的なアブノーマリティなので犠牲者とセットのドット絵に。
LostMaria-名もなき花-[1作品]
『LostMaria-名もなき花-』はRPGツクールで制作されたフリーゲーム。
文明崩壊後の世界を描いたダークファンタジーRPGでホラー要素が前面に押し出されています。
ある街の豪邸で亡霊騒ぎが発生。
主人公・ノアが調査に赴くところから物語がスタートします。
かつてフリーゲームが流行した時代に生まれた紛れもない名作なので、機会があればぜひプレイしてみてください。
賞金首たち
舞台となる亡霊屋敷で脅威になるのは幽霊だけではありません。
王都から指名手配されるほどの狂人たちが潜伏し獲物を狙っています。
天然物の殺人鬼は退廃した世界観を表現する素晴らしいスパイスです。
ゲームに登場する個性的な凶悪犯たち3名をピックアップしてドット絵を制作しました。
珍しい集合絵タイプの作品になっています。
キン肉マン[1作品]
『キン肉マン』は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品。
現在は週プレNEWSで新シリーズがWEB連載中です。
人類を守る存在・正義超人のキン肉マンが、次々と現れる強敵たちと超人レスリングで戦っていきます。
倒した相手と友情を深め仲間が増えていく、まさに少年漫画。
新シリーズは当時の読者が大人になったことを考慮しているのか、確かな信念を持ちながらも主義が異なるためぶつかり合わざるを得ない深い展開が増えています。
熱さはもちろん今まで通り。
ネットミームになっているせりふ回しも多く実用面でもお得な(?)作品なので読みましょう。
古代超人
「古代超人」は1985年に上映されたキン肉マンのアニメ映画『キン肉マン 正義超人vs古代超人』に登場する敵勢力。
昔のアニメオリジナルにありがちな盛りまくった設定を楽しめます。
悪魔六騎士が部下の部下(笑)
改めて見直すとカラーリングやモチーフがうまく散らされていて、対戦相手となる正義超人を意識したビジュアルになっていることに気が付きました。
原作にいないタイプの絶妙な外見も味があります。
このドット絵は過去作のシリーズとして制作。
同じフォーマットになっています。
モンスター娘TD ~ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています~(モン娘TD)[1作品]
『モンスター娘TD ~ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています~(モン娘TD)』はDMM GAMESから配信されているタワーディフェンスゲーム。
DMM GAMESからは合計3つのタワーディフェンスゲームが配信されており、その中で最新のタイトルになります。
新しいだけあって先発タイトルで不便だったシステムが改善された状態からリリースされており、操作周りは一番扱いやすい印象です。
また、キャラクターがモンスターオンリーなので「攻めた」ビジュアルが多め。
人間に獣の耳を付けただけのコスプレ獣人に舌打ちしている人外スキーはモン娘TDを遊んでみてはいかがでしょうか。
オキュー
「オキュー」はクラーケンを擬人化したキャラクター。
関西弁で商魂たくましく(自分の触手が材料の)たこ焼きを売るという、コテコテの性格付けをされています。
DMM GAMES内のタワーディフェンスコラボでは他タイトルに出張しており、モン娘TDにおけるシンボリックなキャラクターのひとりでしょう。
当時のピックアップガチャで天井まで追って全く引けなかった経験から「釣られない」ドット絵にしました。
御城プロジェクト:RE(城プロ)[1作品]
『御城プロジェクト:RE(城プロ)』はDMM GAMESから配信されているタワーディフェンスゲーム。
ユニットは実在する、あるいは実在したお城を擬人化したキャラクターに統一されています。
このコンセプトがなかなか侮りがたく、ストーリーを読んでいるとお城にまつわるエピソードや城主名、歴史上の人間関係を結構覚えられます。
公式生放送にはその道のプロであるれきしクンが出演・解説するという徹底ぶり。
最近では架空城や軍船が登場して城の意味が広義に変わりつつあります。
エンドコンテンツの影響で地獄についての知識まで得られるようになり、伝承までをも網羅した歴史コンテンツになっているといえるでしょう。
津城
「津城」は三重県津市にある津城を擬人化したキャラクター。
城主が被っていた変わり兜の形状からうさ耳を装着したビジュアルになっています。
そのためウサギつながりでお月見シーズンの季節ユニットに抜てき。
こちらも負けじとウサギ年の新年ドット絵に採用しました。
城主要素だけをひたすらこすられて不服そう。
千年戦争アイギス[1作品]
『千年戦争アイギス』はDMM GAMESから配信されている、ユニット育成要素のあるタワーディフェンスゲーム。
攻略で得た報酬でユニットを入手・育成し次のマップを攻略……というサイクルが基本的なゲームの流れ。
ドット絵を使用しているこだわりも本ブログとしては推していきたいところ。
今年で10周年を迎えることから様々なイベントが予定されているようです。
最高レアリティ確定のチケットをはじめ配布量がすごいことになっているので、開始するなら今が本当におすすめ。
『0から始まる王子生活』なる公式企画もスタートしているので参考にするのもいいかもしれません。
反魂の死霊術師メトゥス
『反魂の死霊術師メトゥス』は最高レアリティ・ブラックのネクロマンサー。
ネクロマンサーというクラスは低コストのトークンを配置でき、おとりや強敵の足止めといったからめ手に利用できました。
メトゥスはイベントで安定入手できたので多くの古参王子がお世話になったことでしょう。
私が特に気に入っているのはキャラクターのフレーバー。
メトゥスを含むネクロマンサークラスは第二覚醒でアンデッド側の分岐が用意されています。
イラストも相応に変化。
ドット絵にも死者のフレーバーをたっぷり盛り込むように制作しました。
魔人探偵脳噛ネウロ[1作品]
『魔人探偵脳噛ネウロ』は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品。
「謎」を食糧とする魔人・脳噛ネウロが女子高生・桂木弥子を探偵に仕立て、謎を求めて事件を解決していくストーリーです。
この漫画の魅力は何と言っても個性的な犯罪者たち。
それぞれが独特の美学を持ち合わせています。
犯人の言い分に一部納得してしまった方もいるのではないでしょうか。
ご存じかと思いますが「ドーピングコンソメスープ」を作り出したのもこの漫画に登場する殺人犯です。
ヒステリア
「ヒステリア」は多種の起爆方法を使いこなす無差別連続爆弾魔。
心の中の本能(カレ)に命じられるまま理性(イヌ)が犯行を行います。
正体と手口のギャップがあって一番好きな犯罪者でした。
作中に登場する犯人シルエットおよび豹変後の姿を取り入れたドット絵にすることで、キャラクターを描きながらも正体バレに配慮しています。
遊戯王[1作品]
『遊☆戯☆王(遊戯王)』は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画作品。
大人気のトレーディングカードゲーム『遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム』の原作です。
月を破壊して潮を引かせたり城を落下させて敵モンスターを押しつぶしたり。
テキストから読み取れない戦略はネタ扱いされがちですが、デュエリストの腕によってカードの可能性が引き出されている感じがして好きでした。
当時はトレーディングカードゲームがまだ未成熟な時代。
漫画においてもTRPG的な表現が強めだったのかもしれませんね。
ワイトもそう思います
「ワイトもそう思います」は遊戯王に登場する「ワイト」をベースにしたネタコメント。
ワイ(自分)とワイトがかかっています。
以前からたまに目にしていた好きなネタということもあってドット絵に。
納得ポーズを取らせるなど工夫も凝らしています。
結果、なんとTwitterで人生初のいいね1.5万越えを達成。
コメントからワイト系統を主軸にしたデッキが存在することまで分かり、プレイヤーの愛をひしひしと感じました。
今期は新しいタイトルに手を出しつつ、千年戦争アイギスや遊戯王といったしばらくご無沙汰だったドット絵も制作することができました。
制作数およびクオリティにも満足しています。
今後は月1回程度を目安に休みを入れていくつもりです。
毎週更新にこだわり過ぎたために目的がブログ更新にすり替わり、内容の薄い記事やクオリティが低いドット絵を連発していたのが去年です。
ブログ運用の実績もできてきたので、そろそろ自分に合った運用方法を模索すべきだと考えました。
ネタが用意できないなら休む方針を今年は試してみようと思います。
別途、お知らせの記事を出しますが、まずは一報ということで。
それでは今週はここまでです。
次の記事でお会いしましょう。