今回は四半期に一度のまとめ記事です。
2023年7月から9月にかけて制作した8作品を一挙掲載。
個別記事へのリンクも載せておきますので興味がありましたらぜひご覧ください。
制作数が多いタイトルを優先しつつ
英数字 → ひらがな・カタカナ → 漢字
の順に並べています。
MUGEN[1作品]
『MUGEN』はフリーの2D格闘ゲームエンジン。
正式名称は『M.U.G.E.N』。
クリエイターが公開しているキャラクターやステージ、BGMを登録することで、自分だけの格闘ゲーム環境を構築して遊ぶことができます。
製作者になってそれらの自作もオーケー。
オリジナルキャラクターが動くところを見たい方にもおすすめです。
グロスプー
「グロスプー」はsoukenさんが製作したMUGEN用キャラクター。
うたのおねえさんが絵かき歌コーナーで描いた作画崩壊スプーにグロテスク要素を合わせたビジュアルになっています。
コンセプトからして発想がぶっ飛んでおり大好きなキャラクターでした。
従来から使っているMUGEN用のドット絵フォーマットを用いて制作。
Scream[1作品]
『Scream(スクリーム)』は1996年に公開されたアメリカのスラッシャー映画。
マスク姿のシリアルキラー・ゴーストフェイスによる連続殺人事件が描かれます。
犯人の正体がこれまた意外で、こういうパターンもあるのかと思い知らされた作品でした。
今やシンボリックなキャラクターとして定着したゴーストフェイスの初陣というのも注目ですよ。
ゴーストフェイスとケイシー
映画冒頭には女学生ケイシーとゴーストフェイスが電話で会話するシーンがあります。
『Scream』は「ホラー映画で定番の展開」について自己言及するアプローチを取っているため、実は作品を象徴する重要な会話でした。
ドット絵ではこのシーンをクォータービューで再現。
画面外のポートレイトに擬態したゴーストフェイスが飛び出てくるギミックを入れました。
The Backrooms[1作品]
『The Backrooms』は海外の掲示板サイト発祥の都市伝説。
「不安をかき立てる画像」として投稿された一枚の写真に設定が加えられていき、世界観が構築されました。
何らかの拍子に現実世界から迷い込んでしまった先に広がる空間とされ、殺風景な景色が続いています。
階層構造になっており性質はフロアごと様々。
危険な生物が生息していることも。
こういう設定系は大好物です。
The Robby
「The Robby」はBackroomsに迷い込んだ者が最初にたどり着くフロア。
最初に投稿された画像を元にした部屋であり、黄色い壁と湿ったカーペットが特徴。
敵性生物との遭遇率は低いとされています。
某MMOっぽい視点で空間を徘徊するドット絵に。
怪物を発見して駆け足になるのがこだわりポイント。
マジック:ザ・ギャザリング(MTG)[1作品]
『マジック:ザ・ギャザリング』はアメリカの企業ウィザーズ・オブ・ザ・コーストが製造・販売しているトレーディングカードゲーム。
世界初のトレーディングカードゲームであり今年で30周年を迎えました。
人気カードゲームが年々増えているなかでMTGも変わろうとしているのか、リアル展示イベントや他タイトルコラボ、圧倒的な製品ラインナップなど今までになかった動きを次々と繰り出しています。
行く末を一緒に見守っていきましょう。
高潮のクラーケン
「高潮のクラーケン」は『メルカディアン・マスクス』に収録されていたレアカード。
ブロックされない能力持ちで、MTGによくいる「除去されなければ強い」フィニッシャーです。
当時は青のトップレアだと思い込んでいました。
ドット絵では波がイラスト外にあふれ出すアニメーションを搭載。
高潮の表現もらしくできて満足しています。
伊藤潤二作品[1作品]
伊藤 潤二(いとう じゅんじ)さんは日本のホラー漫画家。
短編を多く手掛け、『富江』や『うずまき』など映像化された作品も多数あります。
私が氏を知ったのは『ギョ』の単行本を読んでから。
舞台設定があまりに独特だったため、すぐに作者名を覚えてしまいました。
首吊り気球
『首吊り気球』は伊藤潤二さんのホラー短編漫画。
人間の頭を模した気球が突如現れて、人々を絞首刑にしていきます。
ドット絵はラストシーンを再現。
氏がトレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』とコラボした記念に制作したため、カードデザインを模した画面配置になっています。
裏バイト:逃亡禁止[1作品]
『裏バイト:逃亡禁止』は主人公の女性2人組が大金を稼ぐために裏バイトに参加していくホラー漫画。
作者は田口 翔太郎(たぐち しょうたろう)さん。
仕事は全てオカルト案件で、人や幽霊、未知の生物、果ては神などあらゆる怪異が裏バイターを襲います。
1エピソードが前編・中編・後編の3話で構成されるオムニバスとなっており、最終話を読んでその仕事の全貌が(ある程度)分かる仕組み。
漫画の更新を待つ間は考察を楽しめます。
福ノ神
「福ノ神」はエピソード『助勤巫女』に登場する怪異。
巨大な頭部を持つ男の姿で歳神様に扮しています。
清純な女性をいけにえにささげるとあらゆる願いをかなえてくれるとのこと。
物語の結末がきれい?でお気に入りのエピソードです。
漫画のワンシーンを横視点で再現したドット絵にしました。
怪談新耳袋[1作品]
『怪談新耳袋』は日本のショートホラードラマ。
エピソードが1話あたり約5分と、非常にコンパクトな作りになっているのが特徴です。
それゆえにハイライトシーンの密度が高くホラー好きにも満足していただけること請け合い。
幽霊のビジュアルも王道Jホラーでグッド。
正座する影
『正座する影』は『怪談新耳袋』のエピソードのひとつ。
古い旅館に宿泊した主人公が幽霊に遭遇するお話です。
ヘドバンとやゆされる幽霊の動きがインパクト大。
音楽を合わせたネタ動画が有名になったことも。
ドット絵では当然、そのシーンを採用しました。
学校の怪談[1作品]
『学校の怪談』は1995年に制作された日本のホラー映画。
学校の怪談ブームのさなかに公開された名作です。
旧校舎に閉じ込められてしまった子供たちがお化けを避けながら事態の収束を目指すストーリー。
子供向けではありますがもろもろの造形がしっかりしていて、大人が見ても怖く仕上がっています。
特に古い学校は年々現存数が減っていると思うので、似たテーマの創作をしたい場合は資料になるかもしれません。
チラシデザイン
『学校の怪談』と言えば続編にも引き継がれるチラシデザイン。
夜の校舎からお化けの笑い声が聞こえてきます。
ドット絵ではデザインそのままにアニメーションを追加。
さらにタイトル文字にテケテケが現れるギミックを搭載しました。
7、8月にホラー企画を実施していたためホラードット絵が多くなっています。
タイトルが散っていていい感じ。
9月から毎週更新にこだわらない方針に変えた影響で作品数は少なめ。
クオリティの維持はできているかなと思います。
ここで改めて連絡しておきますが、現在このブログは不定期更新です。
無断失踪は絶対しないので投稿がなかったとしてもお待ちいただければ幸い。
一応、2週間連続で更新を落とす場合は通知する予定。
通知すらなかったら死んだと思ってください。
それでは今回はここまで。
次の記事でお会いしましょう。