過去に制作した『Lobotomy Corporation』のドット絵の一覧です。
新作公開に伴って加筆する予定ですが反映が遅れる可能性がございます。
直近のドット絵については個別記事をぜひご覧ください。
(更新日:2024年3月2日)
Lobotomy Corporationとは?
『Lobotomy Corporation』はロボトミー社施設の管理人となって、「アブノーマリティ」と呼ばれる怪奇現象や怪物、よく分からないものからエネルギーを集めるシミュレーションゲームです。
プレイヤーは雇った職員に作業指示を出しながらゲームを進めます。
管理対象に適さない行動はNG。
職員の死亡、アブノーマリティの脱走、そして施設の破綻につながります。
ローグライク要素により登場するアブノーマリティが毎回変わり、進行に従って管理数が増えていくので状況に応じて判断を下さなければなりません。
アブノーマリティのビジュアル、やりごたえのある難易度、独特な世界観と、多方面で魅力あふれるゲームになっています。
アブノーマリティドット絵
アブノーマリティをメインに描いた作品の一覧です。
操作対象でないとはいえ、アブノーマリティがゲームの主役と言っていいでしょう。
50音順に掲載しています。
赤ずきんの傭兵 & 大きくて悪いオオカミ
「赤ずきんの傭兵」と「大きくて悪いオオカミ」はライバル関係にあるアブノーマリティ。
互いに存在を検知すると殺し合いを始めます。
ターゲットだけ狙ってくれればいいものを、職員が巻き込まれるのでさあ大変。
職員が両者に挟まれる事案をドット絵で表現しました。
アルリウネ
「アルリウネ」は広い範囲に精神攻撃をばらまきながらワープで移動するアブノーマリティ。
被害者は花に包まれた姿で死亡します。
回転をテーマにしたドット絵の題材を選んだ結果、独特なビジュアルのアルリウネに白羽の矢が立ちました。
宇宙の欠片
「宇宙の欠片」は地球外物質で構成されたアブノーマリティ。
作業の質が良くないと脱走するシンプルな特性を持ちます。
リスクレベルが低く、序盤の肩慣らし用といった印象でしょうか。
宇宙をモチーフにしたキャラクターということで、銀河の子を意識したドット絵にしました。
お前、ハゲだよ…
「お前、ハゲだよ…」は対象の髪を奪うアブノーマリティ。
被害者は精神的に操作されて「幸せな気分」になるとのこと。
命の危険はないもののキャラメイクにこだわっている場合は最も遭遇したくない相手でした。
入れ食いで毛を狩っていくドット絵でギャグ寄りに。
キュートちゃん
「キュートちゃん」はかわいいと見せかけて実は……というタイプのアブノーマリティ。
作業を誤ると筋肉質な姿に変態して襲い掛かってきます。
戦闘力は鍛え抜いた職員ならば単独で鎮圧可能な程度。
収容室の扉を閉めることで脱走過程をループするドット絵にしました。
今日は恥ずかしがり屋
「今日は恥ずかしがり屋」は干された顔面の後ろ側を移動して表情を変えるアブノーマリティ。
表情によって職員の作業効率が変化します。
アブノーマリティの変化が職員の調子に影響を及ぼす様子をドット絵にしました。
左右往復でループさせると再生時間が長いことから二画面構成に分割しています。
銀河の子
「銀河の子」は宇宙の肌を持つアブノーマリティ。
担当職員が他アブノーマリティの世話をすると嫉妬?で殺害するタイプの一体です。
背景とキャラクターを宇宙で一体化しつつ、明暗差でシルエットを作ったドット絵。
空虚な夢
「空虚な夢」は睡眠にまつわる羊型アブノーマリティ。
職員を永遠に覚めない眠りへといざないます。
未熟な新人職員は要注意。
アブノーマリティの胴体を吹き出しに見立て、職員が見ている夢を映す演出にしました。
幸せなテディ
「幸せなテディ」はクマのぬいぐるみ型のアブノーマリティ。
連続して作業を行った職員に懐くあまり、絞め殺してしまいます。
クリスマスに向けて制作したドット絵ということで、プレゼントから連想して選ばれた題材がこのアブノーマリティでした。
白雪姫のりんご
「白雪姫のりんご」は童話『白雪姫』ゆかりのアブノーマリティ。
脱走すると移動先をつるで覆いつくしながらテレポートを繰り返します。
有名童話がモチーフということで、紙人形劇をイメージしたドット絵にしました。
捨てられた殺人者
「捨てられた殺人者」は拘束服を着た人型のアブノーマリティ。
元は死刑囚で実験台にされたのちにおかしくなったとのこと。
頭が金属になる妄想に取りつかれています。
脱走時の形態変化を表現したドット絵に。
枠はゲーム中の収容室UIをモチーフにしました。
たった一つの罪と何百もの善
「たった一つの罪と何百もの善」はゲーム中唯一と言っても過言ではない善性のアブノーマリティ。
リスクがほぼ無いうえ、とある絶望的状況を打破する能力を有しています。
慈悲深さを感じられるような、懺悔する職員に「ギフト」を与えるシーンをイメージして描きました。
血の風呂
「血の風呂」は皮膚でできたバスタブのアブノーマリティ。
湯舟に引きずり込まれた職員は手首を残して死亡します。
手招きする前任者たちが見える後任者(次の犠牲者)視点のドット絵にしました。
貪欲の王
「貪欲の王」はゲーム中に登場する魔法少女系アブノーマリティの一人。
脱走すると怪物に変貌してひたすら前進、前方にいる職員を食い散らかします。
触れると即死なので、鎮圧するには背面に回り込んで攻撃するしかありません。
職員とのチェイスを描きました。
肉の灯篭
「肉の灯篭」はチョウチンアンコウ型のアブノーマリティ。
脱走すると床下に潜んで獲物を待ち構えます。
低リスクレベルながら(実質)即死攻撃なので、プレイヤーの注意力が事故に直結するタイプです。
収容室から出てきた職員が食べられるループになるようアニメーションを構築しました。
蓋の空いたウェルチアース
「蓋の空いたウェルチアース」は韓国の都市伝説がモチーフのアブノーマリティ。
リスクレベルは低いものの即死条件を備えており、ゲーム序盤だと引っかかってしまう可能性があります。
設定上は誘拐して漁船で働かせているとのこと。
連れ去られた職員と一緒にエビ漁にいそしんでいるドット絵にしました。
ポーキュバス
「ポーキュバス」は麻薬の原料・ケシをモチーフにしたアブノーマリティ。
対象に快楽物質を注入して頭を破裂させる能力を持ちます。
ゲームではもちろん即死。
頭部を失った犠牲者とセットのキャラクタードット絵にしました。
マッチガール
「マッチガール」はマッチ売りの少女をモチーフにしたアブノーマリティ。
収容室から脱走すると目標の職員に向かって前進、相手に接近後は自爆して道連れにします。
自分だけはちゃっかり復活?して部屋に戻っているのが憎らしい。
職員を爆殺していくループアニメーションのドット絵に仕上げました。
雪の女王
「雪の女王」は厳しい冬と、春の訪れを想像させるアブノーマリティ。
女王との決闘に勝つと氷漬けにされた職員を救助できます。
童話モチーフのアブノーマリティとのことで、人形劇風のドット絵にしました。
夢見る流れ
「夢見る流れ」はサメ型のアブノーマリティ。
脱走すると施設の廊下を虹色の液体で満たして狩場にします。
ゲームに溺死の概念は存在しませんが、ドット絵ではテリトリーを泳ぐアブノーマリティの背後に職員の水死体を入れました。
妖精の祭典
「妖精の祭典」は昆虫に似た羽根を持った妖精型アブノーマリティ。
リスクレベルが低いながらも職員を即死させる能力を持っています。
地味にかわいいなと思っていたらやはり一部の層に刺さるデザインのようで、イラストもたまに見かけます。
こちらも負けじと尖らせて捕食ものにしてみました。
ラ・ルナ
「ラ・ルナ」は老婦人とピアノがセットになったアブノーマリティ。
ピアノ側が本体とのことです。
老婦人がピアノを演奏しているアニメーションにしました。
ゲームではピアノを弾くのは職員で、続けるとアブノーマリティの狂暴化・脱走につながります。
上から2番目のリスクレベルなので危険度は高め。
レティシア
「レティシア」は人形のような動きをする少女型アブノーマリティ。
レティシアから贈り物を受け取った職員は他アブノーマリティの世話をしたとたん死亡し、同時に怪物が出現します。
ギフトにはレティシアの「お友達」が隠されていた、というオチ。
前半と後半の雰囲気を変えることで、かわいい外見に潜むリスクを表すドット絵にしました。